第13回研修会を終えて

アンケート集結

総参加人数:88名
アンケート回収(提出数/参加者数) :(44人/75人)  回収率:58.7%

1.年齢
① 10歳代:  1名  ② 20歳代:  4名  ③ 30歳代:  2名  ④ 40歳代: 12名
⑤ 50歳代:  8名  ⑥ 60歳代: 12名  ⑦ 70歳代以上: 5名

2.性別
① 男性: 11名  ②女性: 31名 ③不明: 2名

3.職種(主なもの一つ)
①医師: 3名 ②歯科医師: 1名 ③薬剤師: 0名 ④看護師:15名 ⑤介護支援専門員: 8名   ⑥管理栄養士: 0名  ⑦保健師: 0名  ⑧言語聴覚士: 0名  ⑨歯科衛生士: 1名   ⑩相談支援員: 0名 ⑪社会福祉士: 0名  ⑫事務職: 0名  ⑬介護福祉士: 2名   ⑭訪問介護士: 0名  ⑮作業療法士: 0名  ⑯理学療法士: 0名  ⑰行政関係: 0名 ⑱北九州家族の会: 3名 ⑲草の根ネットワーク: 4名 ⑳学生: 4名 ㉑市民: 0名 ㉒その他: 3名

4.所属
①病院・診療所: 8名   ②歯科医院: 1名   ③薬局: 0名  ④地域包括支援センター: 0名   ⑤居宅介護支援事業所: 7名   ⑥訪問介護事業所: 0名    ⑦介護老人福祉施設: 0名   ⑧介護老人保険施設: 0名    ⑨グループホーム: 2名   ⑩老人ホーム: 0名    ⑪訪問看護ステーション: 6名  ⑫デイサービス: 2名  ⑬行政: 0名  ⑭団体: 1名   ⑮学校: 6名   ⑯家族の会: 3名    ⑰草の根ネット: 4名   ⑱その他: 4名

5.本日の研修会についてお尋ねします。
(研修の目的(主旨)や、内容が満足できましたか?)
①十分満足:19名(43.2%) ②満足できた:20名(45.5%) ③まあまあ満足できた: 2名( 4.5%) ④あまり満足できない: 0名(0.0%)  ⑤全く満足できない: 0名(0.0%) ⑥記載なし: 3名( 6.8%)

(何か気になったところ(開催時間、場所、内容など))
(何か印象に残ったところ)
(今後企画して欲しいテーマや内容)

※自由に記載いただいた内容については、実施の研修会でご意見・ご感想として一部掲載させていただいております。

アンケートを受けて

「第13回北九州在宅医療・介護塾 研修会の目的(主旨)や内容」については、参加者の皆さんは概ね満足されたようです。

しかしながら、「何か気になったところ」の項で“開催時間や研修会場”については●もっとグループ討議を長くして欲しいと思いました。(その他)、●終わりの時間が遅いと思う。(看護師)、●場所はいつもよりも良いと思いました。来やすいと感じました 。(歯科医師)、などについて記載されていました。これらのことについては、今回の研修会に限らず再々記載があっています。勤務を終えた後での研修会への参加ということで平日に開催する場合には、これからも受付は午後6時にし、研修時間を2時間程度で実施していきたいと思います。しかしながら、フォーラム等については、この限りではありません。

また、「何か印象が残ったところ」については、●病院に任せるのではなく、自分で選ぶということ。(看護師)、●看取りの考え方について学生から教えておくことで、働き出した後、通院時の社会資産の提供、家族への抜本的指導を行えるようになると思う。(学生)、●学生さんと看取りについて話すのが印象的だった。(草の根ネット)、●学生さんと看取りについて話すのが印象的だった。(草の根ネット)、等が記載されており、「在宅の看取り」に対する課題や、グループ討論で介護家族や専門職の悩んでいること等が理解出来た研修会となったようです。

そして、「今後企画して欲しいテーマや内容」については、●家族の在り方。(看護師)、●臨終について勉強すれば、在宅が可能だと思います。(家族の会)、●ホスピス。どんな事をしているのか。実体験を聞いてみたい。各人の思いや不安等。(介護福祉士)、●介護時のメンタルヘルスケア⇒介護する側のストレスが大きいと考えます。介護する側の精神状態が安定していなければ、在宅での看取りは難しいと思います。(看護師)、等の要望がだされていました。長期に亘る家族介護に対して、家族の心と体に関わる健康管理や、家族への援助方法をテーマとして取り上げることは大変重要だと受けとめており、今後の研修会テーマとして検討させて戴く事にします。

第13回北九州在宅医療・介護塾研修会は、「いのちを受けとめる町づくり ~在宅ホスピスの現場から~」をテーマに、にのさかクリニック 院長 二ノ坂 保喜先生を講師にして、小倉歯科医師会館で7月26日に実施しました。今回の研修会では、二ノ坂 保喜先生が30年間取り組んでこられた「在宅ホスピス」について、事例を交えて噛み砕いた内容で説明して頂いたため、「在宅ホスピス」への理解が充分にできたのではないでしょうか。特に、「良き死の条件」として、①精一杯生きた人生であったか。②家族や友人等の関係は良好だったか。③悔いのない介護ができたか。④最後は穏やかであったか。⑤思い出を残す人生であったか。の5項目が提案されましたが、「良き死」であったかの評価は、ご本人・利用者さん側が決めることであり、ケアする側ではないということでした。

「良き死の条件」は、「その人らしく生きる」ことを意味するものであり、「在宅ホスピス」はご本人・利用者さんを「良き死」を迎えるために、「その人らしく生きる」ための「地域システムづくり」であることに気づかせて戴いた研修会となりました。

北九州市では2020年以降は認知症患者の数が45,000人以上になると予測されており、そのため今後もこのような研修会開催を重ねることで、専門職との連携・協働を図ることによって認知症や重度障害者の方、そして介護家族の方が安全・安心に生活できる「まちづくり」の一助に繋がればと思います。

(文責 塾長 久保哲郎)