第21回研修会を終えて

アンケート集結

アンケート回収(22名(提出数):回収率 71.0%)

1.年齢

・50歳代( 9名)が最も多く、次は40歳代と50歳代( 5名)だった。

2.性別

・女性(17名)の方が男性( 6名)よりも多かった。

3.職種(主なもの一つ)

・介護福祉士( 5名)が最も多く、次に介護支援専門員( 4名)だった。

4.所属

・居宅介護支援事業所とデイサービス( 4名)が最も多かった。

5.本日の研修会についてお尋ねします。
(研修の目的(主旨)や、内容が満足できましたか?)

①“研修の目的(主旨)や、内容が満足できましたか?”については、満足できた(15名)が最も多く、次に十分満足できた( 6名)、まあまあ満足できた( 4名)、あまり満足できない( 0名)、そして全く満足できない( 0名)という結果だった。

(何か気になったところ(開催時間、場所、内容など))
(何か印象に残ったところ)
(今後企画して欲しいテーマや内容)

※自由に記載いただいた内容については、実施の研修会でご意見・ご感想として一部掲載させていただいております。

アンケートを受けて

第21回北九州在宅医療・介護塾 研修会の「目的(主旨)や内容」については、参加者は概ね満足されたようです。

今回のテーマは「認知症の“人”へのケア」についてでした。「認知症」を受け入れ、「認知症の“人”へのケア」について考えることは、「どのように寄り添い、支えること」について考える機会になります。認知症の“人”が安全・安心して生活できること、このことは、私たちも共に安全・安心して地域で生活できるためにも必要なことだと思います。

今回の研修会で、「何か気になったところ(開催時間、研修会場や内容など)」の項では、●テーマの事例を予め決めて欲しかった。ディスカッションでテーマを決めるには時間が足りない。(介護福祉士)、●ディスカッションの時間が短かったです。(介護福祉士)、●ホールの場所が分からず尋ねてやっと会場に着くことができました。(事務職)、などについて記載されていました。

今回は、講演終了後のディスカッションに入った際に、「在宅」と「施設」について予め決められていたテーマに司会・進行者によって加えられたため、この2つのテーマに対して事例を検討することになった結果、ディスカッションの時間が足らなくなったようです。今後はディスカッションの時間を充分に確保するためにも、テーマ提示方法について検討させて戴きます。

また、「何か印象が残ったところ」については、●喫茶店や小物づくりなど、実用的や社会と繋がった支援を始めているところ。(作業療法士)、●グループワークの発表で、施設入所は早い方が良い(早く馴染む)とは、本人のために一つの見方と知りました。(北九州家族の会)、●あくまでもその“人”を見て、人に対してのケアについて。(介護支援専門員)、●今、直面している介護の苦悩をグループの中で相談された方に全員で検討できたこと。(介護支援専門員)、などについて記載されていました。

「今後企画して欲しいテーマや内容」については、●看取り。(介護支援専門員)、●ユマニチュード。(看護師)について記載がありました。

今回の研修会は、「“認知症”の人」ではなく、「認知症の“人”」に対してどのようなケアが必要なのかについて実例を交えて取り上げ、「認知症の“人”に対するケア」は、「薬によって完治させるのではなく、適切な対応や環境の調整によってBPSD「行動・心理症状」の進行を遅らせたり、改善したりすることが必要と講演されました。

このことは「認知症の“人”」の尊厳に触れることでもあり、自分自身の問題として対峙し、真摯な気持ちでもって考えてみるのも良いのではないでしょうか?

北九州在宅医療・介護塾 塾長 久保 哲郎